年頭のごあいさつ
皆さま、新年あけましておめでとうございます。
1月も半ばを過ぎましたが、遅ればせながら年頭のごあいさつをさせていただきます。
塩地法律事務所は、2013年9月の事務所開設後、7回目の新年を迎えました。
裁判所や弁護士会館に近いマンションの一室で執務を開始し、当初は弁護士1名・事務員1名の2名体制でスタートしましたが、現在では事務員も増えて、事務所体制もずいぶん充実してきております。
取り扱う事件も多様化しております。一般的な金銭請求や、破産・個人再生等の債務整理事件、刑事事件、交通事故、離婚関連事件、遺産分割事件などだけでなく、サクラサイト被害などの詐欺的消費者事件、企業からの依頼による債権回収事件、未公開株式の株式買取請求事件なども扱うようになっています。
変わったところでは、国政選挙のいわゆる「一票の格差」を問題とする選挙無効確認請求事件にも取り組んでおります。昨年はニュースでも取り上げられたため、いろいろなところで声をかけていただきました。
皆さまのご支援により、今後も一層努力して参りたいと思います。
今年の塩地法律事務所は、超高齢化社会と人口減少社会を迎えるにあたって顕在化してきている問題に、力を入れていきたいと考えています。
高齢者等の判断能力が乏しい方は詐欺的な消費者被害にも遭いやすく、被害予防のためには身近な人のサポートによる財産管理や、法律の専門家である弁護士による成年後見の活用などが効果的です。近時、財産管理や成年後見についてのご相談やご依頼が増えており、当事務所でも対応に力を入れております。
また、何十年もかけて蓄えた財産や、会社経営者の方であれば会社の営業権(持ち株等)を、適切な形で親族や後継者に引き継がせるために、遺言・相続対応や事業承継手続などについても、ご相談やご依頼をいただく機会が増えてきております。
もっとも、単なる「税金対策」という視点のみでの対応をしても、必ずしも望むような結果になるとは限りません。当事務所では、遺す側と引き継ぐ側の要望をじっくりと検討したうえで、適切な権利関係と税負担に配慮して、最適なご提案をすることを目指しております。
その他、引き続き様々な問題に対して誠心誠意取り組んで参ります。
本年も、塩地法律事務所をよろしくお願いいたします。
塩地法律事務所代表 弁護士 塩 地 陽 介